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2011年4月 1日 (金)

薬剤師としての仕事。続き。

避難所の話。

本当は、私は避難所に行けそうもなかったんだ。
調剤室要因として終わるところだった。
知っているし、棚もあまり変わってなくて動きが他の支援者よりは良かったからね。
確かに大変だったけど。。。
社長に直談判しましたよ。一日で良いから行かせて~って。

 

避難所では、
医師を中心にチーム分けして行動したの。どう行動するかはチームで決めてくださいと言われていたので
午前中は、医師一人と私で本部店番。そこそこ患者さんも来て診ていました。
他は、医師、看護士、事務でチームになって、避難所内を回って声かけ。
患者がいたら本部に回すか、事務さんが薬を取りに本部に来るシステムにしました。

私達は3日分しか薬を渡せないルールになっていた。
継続して診たい人たちもウチの病院までは、ちょっと避難所から遠いからガソリンが無い状態で来いとは言えない。

血圧の薬が無くなったって言われても3日分渡すだけ。

なので、避難所近隣の病院を紹介しまくった。

噂では、避難所巡りをしていたら他の病院などから患者を取ったとか言われていたとか。
そんな縄張り争いしている場合じゃないのにね。
診れる人が診ていくしかないじゃんね。
縄張りなんてどうでもいいよ。
避難所で診た人達の問診票や診察記録は避難所に置いて行って、今後来る団体に引き継げるようにした。

避難所では、風邪が流行っていた。
やっぱり寒いのもあるけど、埃っぽさで喉がイガイガしやすい事や目の痒み、花粉症があったり。

確かに風邪症状だけど、細かく見るとそれぞれ症状は違う。
避難所グッツには、PLくらいしか入ってなかったの。
確かにそれでもいいんだけど。。。

目薬やトローチがあったらいいのにとか、咳止めがあったらいいのにって思ったね。

Drはあるものでやるからいいよって言うけど、それでPLは無いだろうって思うことも多々あったり。

持病の悪化かどうか微妙な頭痛や、痒み。
Drに薬の副作用かとか質問されたり、この場合手持ちの薬の中で何を使うか一緒に考えたり。
患者の手持ちの薬は何なのか調べてDrに伝えたり。

確かに多くの薬は持っていけないけど、あった方が良い薬はその時々で違うと思うんだよね。
その時、PL以外で持って行ったのは、下痢嘔吐グッズとタミフル。それ以外はニトロとか血圧の薬とかそういった類の薬。
でも、まだ下痢嘔吐は本格的には流行っていなかったので、あまり必要性は無かった。
そして、確かに数人の子供は下痢嘔吐だった。
なので、ナウゼリン坐薬が欲しかった。
そう、小児用に坐薬が欲しかったの。

 

それ以外にも、思う事多々。

医師がいるのに、処方がかけるのに薬を持ってこれないジレンマ。
毎日チームが出るならば、次の日薬剤師が薬を作って持っていては駄目なのかと大ボスに話してみたけど。。。どうなったかな。。。。

アレルギーの薬や、咳止め、トローチ、目薬の追加は希望をかなえてもらったけど。

午後には後片付けをしていた若い人もどんどん帰って来て、患者ぞくぞく大繁盛。
血圧だけ測らせてと言う人も多かった。
そのうち、不安を口にする人も多々。。。
津波の時の話をする人。。。
などなど。。。

避難所診療所は、よろず屋です。

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